細川 奈津子 HOSOKAWA Natsuko

ヴァイオリン

桐朋女子高等学校音楽科、同大学卒業。2011年ウィーン国立音楽大学のディプロマを最高位の成績で修了。第3回パオロ・セッラーオ国際コンクール2位、第9回リミニ国際コンクール1位。他、国際コンクール等で受賞。

平成25,26年一般財団法人地域創造度公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラムに参加。これまでに、オーケストラとの共演や佐渡裕オーケストラツアー参加ほか、室内楽などの演奏活動を展開している。2016年にはクラシック音楽と演劇の融合公演、長野市芸術館共催「アクト・クラシック‼クリムト×ベートーヴェン〜動きだす第九〜」を開催。現在演奏活動の傍ら後進の指導にもあたっている。

Q. これまでに受けたレッスンのなかで、一番印象に残っているレッスンのことを教えてください。

A. 一番は、ウィーン国立音大で師事していたロスヴィータ・ランダッハー先生のレッスンです。先生のレッスンの主語は「あなた」ではなく、「私たち」なんです。私に課題を与えるときも、「私たちはこれを出来るようにしましょう」と言っていました。私のために先生も熱意を持って一緒に頑張ってくれてるんだと思うと、どんなに辛いレッスンも乗り越えることができました。私もランダッハーのような先生でありたいといつも思っています。

Q. 影響を受けたアーティストは誰ですか?

A. ベートーヴェンですね。アーティスト?とお思いになるかもしれませんが、音楽的センス、ピアノのテクニック、感情、生き方、全てが刺激的なアーティストです。もし、ベートーヴェンが目の前にいたら、私は恋に落ちていると思います!

Q. 演奏活動をするうえで大切にしていることは何ですか?

A. 曲本来が持つ美しさやパワーを表現、再現することを一番に心がけています。そのために、この作曲家の頭の中ではどんな音が鳴っていたのかな?といつも考えています。楽譜に書いてないことってたくさんあるんですよね。素晴らしい楽曲は奏でるだけで美しいのですが、それだけでは不十分だと思います。ファーストインプレッションで得た感情を大事にしながらも、リズム、メロディー、和音など様々なヒントから最適な弾き方を探していきます。