木下 愛子 KINOSHITA Aiko

作曲・音楽理論・楽曲分析

兵庫県神戸市出身。神戸山手女子高校音楽科、東京藝術大学音楽学部作曲科卒、同大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻修了。

2010年トスティ国際歌曲コンクールにて伴奏賞受賞。東京ミューズアカデミー、正派音楽院講師。

大学在学中に芸大モーニングコンサートにてオーケストラ作品が初演される。また、自身が所属している、尺八、箏、声楽、ピアノからなるユニット『やわ風』での演奏を中心に和楽器と洋楽器を融合した作品を手掛ける。ちなみに尺八は少し教わっており、やっと音が出るようになった。

その他、金子みすゞの詩による合唱曲や歌曲の作曲他、各種イベントの作曲編曲などにも携わっている。

Q. これまでに受けたレッスンのなかで、一番印象に残っているレッスンのことを教えてください。

A. 小学三年生のとき、作曲の先生に一度だけレッスンをして頂いた時のことはとても印象に残っていますね。『デビルファンタジー』という斬新なタイトルとは裏腹に(笑)当時の知識ではありきたりなことしかできなくて。その時に『もっと冒険してみたら?デビルだし。』とわざと音を外して不協和音にしたり、今まで使ったことのないようなリズムで弾いてみてくださったりしたのを聴いて、ピアノにはこんな音もあるんだ!と本当に世界が広がったのを今でも覚えています。

Q. 影響を受けたアーティストは誰ですか?

A. アーティストというか、私がこの道に進むきっかけになった3歳からお世話になっていたピアノの先生です。厳しい方でしたが、音色の選び方、フレーズの感じ方を小さな子供に分かるような独特の表現で教えて下さいました。ありがたいことにその後も素敵な先生にたくさん出会い、色んなことを学びましたが、やはり子供の時に受けた印象って強いみたいですね。

Q. 演奏活動をするうえで大切にしていることは何ですか?

A. 作曲する立場からか、音楽でも絵でも作り手の角度から眺めてしまう事が多いです。正解のない事にぐるぐると考えをめぐらせています。どちらかというと願望ですが、コンサートなどではそういった演奏家の声や顔が垣間見えるようにしたいと思っています。演奏はもちろん喋りも目下修行中です。