マヤ・フレーザー Maya FRASER

ヴァイオリン

桐朋女子高等学校音楽科を経てカナダ王立音楽院、トロント大学大学院演奏学科アドバァンスト・サーティフィケイト修了。全日本学生音楽コンクール全国第1位(高校の部)、日本モーツァルト音楽コンクール第2位など、数々のコンクールで受賞。

チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団、東京ゾリステン、東京交響楽団などのオーケストラとソリスト共演。東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師。

藝大フィルハーモニア及び、イルミナートフィルハーモニーオーケストラヴァイオリン奏者。

Q. これまでに受けたレッスンのなかで、一番印象に残っているレッスンのことを教えてください。

A. 高校時代に、原田幸一郎先生のレッスンで、ヴィブラートを徹底的にご指導いただいたことですね。習得するまでの数ヶ月間は楽曲演奏禁止だったこともあり、印象に残っています。その後のトロント時代には、L.フェニヴェッシュ先生に、「How」と「Why」をきちんと分析し理解しながら練習するという方法をインプットしていただきました。これは時短にもなりますので、今もたくさんの本番をこなしていく上でとても役立っています。

Q. 影響を受けたアーティストは誰ですか?

A. 子供の頃にバレリーナのアンナ・パヴロワのドキュメンタリー映画を観て、壮大なバレエ音楽と表現力豊かな踊りの作り出す世界に魅せられました。ボリショイバレエを観た時もとても心を打たれ、それが生きた芸術の与えるパワーに初めて直面した時だったと思います。カナダの音楽院では、世界中から集まった優れた演奏家の音楽に身近に触れる中で、日々インスパイアされていました。

Q. 演奏活動をするうえで大切にしていることは何ですか?

A. 準備を怠らないこと。これが本番の緊張感を逆にスペシャルなものに変えていくきっかけに繋がります。緊張がプラスのエネルギーになった時、自由に楽器を操りながら音楽に臨場感を与える事が瞬時にできるようになり、演奏の楽しさが膨れ上がります。演奏家も聴衆もこのライブ感を求めていると思っています。その源となるのが、練習です。