田山 萌絵 TAYAMA Moe

フルート

市川市出身、東京芸術大学卒業。同大学院修了。学部在学中に、平成18年度文化庁派遣在外研修生としてウィーン国立音楽大学留学。

びわ湖国際フルートコンクール高校生部門第1位、全日本学生音楽コンクール高校の部東京大会第1位、市川新人演奏家コンクール最優秀賞を受賞。

2010年室内楽にてウィーンフィル首席奏者のW. トムベック氏、C. ホラーク氏と共演。現在、オーケストラや室内楽などで幅広く活動するほか、後進の指導にもあたる。茨城県立水戸第三高等学校音楽科非常勤講師。

Q. これまでに受けたレッスンのなかで、一番印象に残っているレッスンのことを教えてください。

A. ドイツのパウル・マイゼン先生にレッスンを受けた時のことです。ミュンヘン近郊の先生のお宅に、泊りがけでお邪魔してレッスンをしていただいたのですが、レッスンの時間だけでなく音出し(基礎練習)や曲の練習をしているときにも「今何を考えて吹いていたの?」など声をかけてアドバイスをくださって、「自分の音を一番そばで聴いている自分が、一番いい先生でいなくてはいけないよ」とおっしゃっていました。現在、自分が教える立場になって、生徒さんが一人で練習する時間の中でいかに上達することができるかを考えてレッスンするようになりました。

Q. 影響を受けたアーティストは誰ですか?

A. 小学生から大学1年まで師事していた三上明子先生です。10代の頃は、先生のようにフルートを吹けるようになることを目標に日々練習に没頭していました。先生の吹くフルートが大好きで、その音をレッスンという場で一番身近に感じ、聴くことができたことは私の財産です。

Q. 演奏活動をするうえで大切にしていることは何ですか?

A. 演奏家として当たり前のことですが、お客様に笑顔になっていただけるような演奏をすること、そのために自分の技術を最大限生かすこと、音楽に真摯に向き合ってその曲の魅力を感じ伝えること、それらをより深く表現するために日々精進すること。当たり前のことが当たり前にならないように、聴いたことがある曲でも初めての曲のように感動していただけるように、いつも新鮮な気持ちでフルートを吹きたいと思っています。