横山 奏 YOKOYAMA Kanade

指揮

北海道教育大学札幌校卒業。その後桐朋学園にて学び、東京藝術大学大学院を修了。2010, 13年ユングフラウ音楽祭指揮マスタークラスを受講。2011-13,15年キュンストラーハウス・ボズヴィルにて指揮マスタークラスを受講、優秀受講生としてアルゴヴィア・フィルを指揮し、2011年には同オーケストラメンバーの投票によりオーケストラ賞第一位を受賞した。現在は東京シティ・フィルの指揮研究員を務めている。これまでに指揮をダグラス・ボストック、尾高忠明、高関健、中村隆夫、黒岩英臣の各氏に師事した。

Q. これまでに受けたレッスンのなかで、一番印象に残っているレッスンのことを教えてください。

A. 僕の師匠であるボストック先生との初めてのレッスンです。外国の先生って一体どんなことを言うのだろうと緊張していたんですけど、最初に指摘されたことは「履いている靴が良くない。」でした。若者らしいハイカットのスニーカーを履いていたのですが、これは指揮者の靴ではないと一蹴されました(笑)。

Q. 影響を受けたアーティストは誰ですか?

A. 月並みな答えですが、カルロス・クライバーですね。僕は指揮で一番大切なのはユニークであることだと思っていて、彼の演奏はまさに彼だけが成し得るもので、超自由であることに魅力を感じます。でも表面的に指揮や演奏だけをマネてしまうとそれは矛盾ですよね。あくまで彼のユニークネスに影響を受けたということです。

Q. 演奏活動をするうえで大切にしていることは何ですか?

A. 信頼関係です。指揮者は実は必要なスキルがたくさんあり、音楽能力の他に文章力や喋る力、事務能力も必要ですし、接待を受けることが多いので偏食じゃないことも重要です。(笑)こういうことが指揮者の人となりと相まって、周りとの信頼関係を生むと思います。あとは休む時間と、家族と過す時間を取ることもそうですね。